翻訳コラム by 石川正志
トップページに定期的に連載している「翻訳コラム」を、バックナンバーとしてまとめました。このコラムでは、金融の世界で使われる独特の表現を一つずつ取り上げ、説明いたします。

金融業界では固有の表現や用語が使われており、辞書などをみても、なかなか適切な訳語が見つかりません。証券・運用業界での実務経験、経済新聞の購読、業界紙の読み込みなどを通じて、「この英語はこの日本語を充てるとピッタリくる」という事例を紹介して参ります。
European debt crisis - 欧州債務問題

欧州の債務問題が、再び紙面を賑わせています。

ギリシャから始まった債務問題が、アイルランド、ポルトガルを経て、イタリアやスペインに波及する懸念が高まり、これらの国の国債利回りが上昇しています。

この問題は、英語では、European sovereign debt crisisのほか、European debt crisis、sovereign crisisなどのほか、シンプルにEuropean crisis、economic crisis in Europeといった表現で、翻訳原稿に登場してきます。

日本語ではどのような表現があるでしょうか。新聞その他メディアでは、いろいろな言い回しが使われています。

欧州債務問題
欧州の財務問題
財政危機
欧州債務不安
欧州の財政懸念
欧州の財政不安
南欧諸国の財政悪化懸念
欧州問題
欧州の信用不安

最近の頻出用語であり、事態が急速に好転するとは思えず、今後も目にすることが予想されるため、3つ位の表現を、自分の言葉の引き出しに入れておくと良いと思います。

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